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日本初の喫茶店「可否茶館(かひさかん)」

1888年の今日4月13日は、日本初の喫茶店「可否茶館(かひさかん)」が開業した日。
それを記念して4月13日は喫茶店の日なのだそうです。

今日はオフ。その日本最初の喫茶店発祥の地にモニュメントがある事を知り、どうしても行きたくなり。。いつ行くの?今でしょう!すぐにGo!しました。

場所は地下鉄・湯島駅近く、中央通りに面した三洋電機の東京ビル。
創始者は鄭永慶(別名・西村鶴吉)。長崎で代々唐通事の家に生まれ、11歳のとき北京にて支那語を、その後、京都の仏語学校で仏語を、そして渡米、エール大学でも学んだ英仏支トライリンガル。帰国後は外務省官吏,英語の教師をつとめ、自らの語学能力を活かして学校建設も考えていたようでしたが、アメリカ留学中に、庶民が自由に交流できる場であるコーヒーハウスを見て、それを日本でもと明治21年(1888)「可否茶館」を開業。

2階建ての建物の1階にはビリヤード、トランプ、碁、将棋等えお揃え、2階には新聞、雑誌類、和漢洋書等を揃えた喫茶室。1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供。パンやカステラなども提供していたそうです。
東大の学生などもひいきにしていたようですが、経営は芳しくなく、土地を手放さなければならなくなり、明治25年閉店。アメリカ・シアトルに移り住みますが、明治27年シアトルで病気のため亡くなりました。
喫茶店に入った時のコーヒーの香りは癒されます。
今ではコーヒー・ショップはいたるところに点在し、手軽にコーヒーを頂く事が出来る。慌ただしくテイクアウトをしたコーヒーを片手に仕事場へ向かう事もよくあります。たまには少し早めに家を出て「喫茶店」で新聞や本などを読みながら、香りに癒されながら美味しいコーヒーをいただく。そんな時間も大切ですね。

「可否茶館」日本最初の喫茶店発祥の地:
東京都台東区上野1-1-10
(三洋電機株式会社東京ビル脇)
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せっかく湯島に来たのだから・・他にも常々行きたいと思っていた場所へも行って来ました。今日はかなり長いお散歩をしてきましたのでこれから湯船で足マッサージ♪ 
続きはまた明日♪

by lucykent824 | 2013-04-13 20:58 | 江戸散歩