クリントイーストウッド監督最新作『ジャージー・ボーイズ』
『ジャージーボーイズ』
成功する道は3つ。
軍人になるか、
ギャングになるか、
またはスターになるか・・
ニュージャージーの最も貧しい地区で生まれ育った4人の若者たちは、そこから何とか抜け出そうと考えます。コネもなければお金もない、しかし天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークがある。
様々なバンドに在籍、或いはソロとして音楽活動を続けて来た彼らはハーモニーグループ「フォーラヴァーズ」を結成。ライヴ活動とオーディションに通いながらも、なかなかヒットに恵まれずフラストレーションを感じていたメンバー達。変化を求めていたある日、ボーリング場に掲げられていた『The Four Seasons』と言う看板に皆、目を奪われ、それをバンド名にした事が彼らのターニングポイントとなるのです。
バンド名を『The Four Seasons』と改め、 1961年にシングルBermuda/Spanish Laceをリリース。その翌年にアルバムを発表。シングル『Sherry』が全米チャートの1位を獲得。続く『Big Girls Don't Cry / 恋のヤセがまん』『Walk Like a Man / 恋のハリキリ・ボーイ』がたて続けにNo1ヒットに。。その後も『Candy Girl 』、『Ain't That a Shame 』などいくつかのミリオン・セールスを記録するなどトントン拍子に成功を収めてゆきます。
ビートルズが出現するまでは最も成功を収めたバンドとして取り上げられていた彼ら。この作品では華やかな成功の裏に隠されていた知られざるドラマを描いています。
メンバーそれぞれの抱える問題や誘惑から生じた亀裂。そこをどう対処していくか。。問題を抱えていてもステージに立つと美しいハーモニーが生まれる、長く活動を共にしていたメンバーの固く結ばれた絆がそこにあります。
クリント・イーストウッド監督作品はどれも大好きで、観る前から期待に胸を躍らせていました。そして、やはりを裏切らないイーストウッド監督。
成功の裏側の影を描いていても、あの名曲はこんなきっかけで生まれたのだという秘話、全編にわたり登場人物達のユーモア溢れる会話、50's & 60'sのファッション、美しい町並み、お洒落な家具、当時のボーリング場は手動でピンを並べていたと言うシーンなどイーストウッド監督のあの時代への愛がたくさん溢れていて全く重くないのです。
そして、フォーシーズンズの美しくポップな名曲の数の多さに改めて脱帽。
ブロードウエイでも人気を博したミュージカルを映画化。全米では既にこの夏に公開され、ここ日本では本日公開。出演はそのブロードウエイミュージカルでもフランキーヴァリーを演じていたジョン・ロイド・ヤング。舞台でもフランキー・ヴァリを演じ、トニー賞を受賞していただけあって見事です。大御所クリストファー・ウォーケンが物凄くいい味を出しています。
フォーシーズンズの楽曲は様々な映画にも使われていて、映画館で流れてくると耳を奪います。この作品ではもちろん物語とリンクしながら流れ、サントラも聞きましたが主演のジョン・ロイド・ヤングは見事ですね。パパやママの時代背景も知る事も出来ます。是非、劇場でご覧頂きたい感動の作品です。
『ジャージー・ボーイズ』トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=tL2iILHUsG0
『ジャージー・ボーイズ』オフィシャルサイト。
http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/

by lucykent824 | 2014-09-27 04:14

