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AOR名盤探訪Boz Scaggs『Silk Degrees』

The Lucy Show 6月5日OA Song List♪

6月に入り各地で梅雨入りのニュースもあり、いよいよ鬱陶しい季節の到来。でも、そのあとに輝く太陽の季節がやってきます!それを楽しみに毎日、何か清々しくなる何かを見つけて過ごしましょう!

私の場合は、音楽はもちろんですが、こまめにお掃除をして気持ち良く、アロマを焚いて更に心地良く、そしてトロピカルなものをお部屋に飾ってみたり、リゾートの映像を観るなど、お部屋の中で真夏を先取りしています。

是非、皆さまもご自身にとって心地良いものを見つけて取り入れてみてくださいね。
少しでも気分が変わります。

さて、来週火曜日6月9日はごろ合わせからロックの日。今夜前半1時間はちょっぴり懐かしいロックナンバーと、上妻宏光さん、Shanti、Mariah Careyの新作をご紹介。後半1時間AOR名盤探訪、本日よりジャパンツアーかスタートしたBoz Scaggs、1976年の作品『Silk Degrees』をご紹介します。

まずは、番組をお聞きいただいているリスナーの方からのリクエスト・ナンバー、ジャーニーのAnyway you want itでスタートしました。

Song List:
M#1. Anyway you want it / Journey
M#2. Heat of the moment / Asia
M#3. Summer of 69 / Bryan Adams
M#4. Just Like Paradise / David Lee Roth
M#5. Crazy little thing called love / Queen
M#6. Every Breath You Take / The Police

上妻宏光さんのソロ・デビュー15周年アルバム『伝統と革新』

M#7. 越天楽(えてんらく)弦奏曲 / 上妻宏光

1973年茨城県出身の上妻宏光さん、6歳から津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝を重ね、高い評価を受けます。伝統を守りながらも、ジャズやロックアーティストとのセッションで注目を集め、2001年に『AGATSUMA』でメジャーデビュー。

2ndアルバム『BEAMS ~AGATSUMAII』は、全米でもリリース。アメリカ東海岸ツアーも開催され、現在もワールドワイドな活動をされております。様々なジャンルの音楽との融合で三味線と言う美しい楽器と日本の伝統音楽を世界に広めながらも、日本全国の小学校において日本の伝統音楽の魅力を伝える授業も行っており、次世代への文化伝承にも力を注いでいらっしゃいます。

歌舞伎、能、雅楽、民謡、歌謡など日本の音楽の根底にあるものを起源として、ここから革新的な音楽が生まれ、はじまる。デビューから「伝統と革新」を掲げて活動され、三味線の世界を拡げて来た上妻宏光さんが15周年を機に、改めてシリーズで取りあげてゆかれる、その第一弾。ご本人の起源でもある「古典」に向き合い、上妻さんが継いできたもの、築き上げたもの、そしてこれから築き上げていく未来を見据える1枚となっています。

デビューアルバムに収められていたナンバーをを能の山井綱雄さんと共に2015年バージョンで再収録した「風」。由紀さおりをゲストボーカルに招いたボーナストラック「リンゴ追分」、邦楽器界のトップランナーであられる尺八の藤原道山さんなど豪華なゲストも参加されています。

M#8. 風 2015ver. 謡:山井綱雄 / 上妻宏光
M#9. Lucky to have somelike like you / Shanti

ジャジー・ポップシンガーとして活躍しているシャンティーさん。
2014年11月にリリースし、好評を博したアルバム『Shanti's Lullaby』に続く新作は『Kiss the Sun』。アイズレー・ブラザーズ、ジャヴァン、シュガーベイブなどのカヴァーに加え、シャンティーさんご本人が新たに書き下ろしたオリジナル曲&セルフカヴァーまで収録されています。更に、この作品にはメジャーデビュー5周年を記念して、初のデュエット曲が収録されています。そのデュエットのお相手はお父様で、ゴダイゴのドラマーであるトミー・スナイダーさん。シンディ・ローパーのヒット曲「タイム・アフター・タイム」を初の親子デュオでレコーディングしています。

M#10. Time after time / Shanti & Tommy Snyder
M#11. Vision of Love / Mariah Carey

Shantiさんとお父様で、ゴダイゴのドラマーであるトミー・スナイダーさんとのデュエット『Time after time』に続いてお聞きいただいたのは、マライヤ・キャリー1990年のデビューヒット『Vision of Love』。この曲の4週連続1位のヒットを皮切りに1995から1996年にかけて16週1位に輝いた『One sweet day』や2005年に14週1位を獲得し、完全復活を遂げた「We Belong Together」など、常に歴史的なNo.1ヒットと共に歩んできたマライヤ・キャリー。

日本国内だけで360万枚という洋楽史上最多セールスを記録した1998年のベスト・アルバム『#1's 邦題 The Ones』は、それまでの全米No.1ヒット12曲を中心に収録していましたが、6月24日に発売される『#1 To Infinity』はそれを上回る18曲のNo.1ヒットが収録されています。

M#12. Infinity / Mariah Carey

♪♪♪♪♪

後半1時間(21:00-22:00)Song List:

M#1. Super Bad  / James Brown

5月30日に公開された『Get on Up、The James Brown Story、邦題:『James Brown/最高の魂(ソウル)を持つ男』。

プロデューサーの一人、ミック・ジャガーが長年温めて来たのだと言うこの作品は
あらゆるジャンルのミュージシャンからリスペクトされているファンクミュージックの父、ソウルのゴッドファーザーことl、ジェイムス・ブラウンの伝記映画。

あの独特なダンス・パフォーマンス、話し方、声。物真似アーティストは数多くいますが、スクリーンで演ずるとなると、崇拝者が多いだけに、かなりのプレッシャーになる人物。それを声も話し方もダンスも・・ティーンから60代のJBを見事に再現しているのがチャドウィック・ボーズマン。

彼は、アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーと言われるJackie Robinsonの伝記映画『42 世界を変えた男』(2年前に公開された作品)でも主役を演じています。こちらも野球好きにとっては感動作でした。

子供時代から最高のエンターテイナーに成長していくまでに物凄いドラマがあり、過酷な子供時代、両親との関係、妻たちとの関係など、これまで知らなかったエピソードが満載です。特にボビー・バードとの出会い・友情は見どころ。満載すぎるほど満載なエピソードをご機嫌なJBサウンドでテンポよく展開されています。

どのような状況でも、最後まで『ジェームス・ブラウン』という生き方を貫いたJBはゴッドファーザーオブソウルであり、ファンクであり、ロックな人物だと改めて感じました。

ジル・スコット(妻の役)や元ニュー・エディションで、ソロとしても活躍しているラルフ・トレスヴァント(サム・クックの役)などキャスティングにも注目!是非、劇場でご覧になってくださいね→ http://jamesbrown-movie.jp/

M#2. Try Me  / James Brown
M#3. I keep Forgettin' / Michael McDonald (リクエスト)

AOR名盤探訪。Boz scaggs 『Silk Degrees』

M#4. What Can I Say

Boz Scaggs, 本名:William Royce Scaggs, 1944年6月8日 オハイオ州カントン生まれ。その後、オクラホマを経てテキサス州ダラスで育ちます。12歳の頃からギターをはじめ、音楽に傾倒。ハイスクールで出会ったスティーヴ・ミラーとバンド活動をスタート。同じころ、ハイスクールの同級生からBosleyと呼ばれ、そこからBozと言う名が生まれます。

その後、インドやネパール、ヨーロッパをバスキングしながら経験を積み、1965年にはスウェーデンのメジャーレーベルからファースト・アルバム『ボズ(Boz)』を発表。

その2年後、帰国。サンフランシスコで旧友スティーヴ・ミラーのバンドに加入し、1968年『チルドレン・オブ・ザ・フューチャー』、同じく1968年『セイラー』に参加後、1969年、ソロアーティストとしてアルバム『ボズ・スキャッグス』を発表します。

1971年『モーメンツ』、その後『ボズ・スキャッグス & バンド』、『マイ・タイム』などアルバムを発表するものの、セールス的にはいまいちでしたが、1974年に発表した『スロー・ダンサー』で注目を集めます。

そして、ボズ・スキャッグスの名を世界に知らしめたのが、今夜ご紹介する1976年に作品『シルク・ディグリーズ』アルバムチャートでは2位を記録した、彼にとって初のトップ10入りを果たした作品。またシングルカットされた『ロウダウン』はシングルチャート3位を記録。R&Bチャートとディスコ・チャートでも5位に、そして、グラミー賞最優秀R&B楽曲賞を受賞。

この作品に参加した人気スタジオセッションミュージシャン、デヴィッド・ペイチ、デヴィッド・ハンゲイト、ジェフ・ポーカロの3人は、この時の共演をきっかけにTOTOを結成したといのは有名なエピソードですね。

その後もオリジナルアルバム、ブルーアイドソウル。。ボズさまお得意のリズム&ブルース作品はもちろん、ジャズスタンダードを取り上げたアルバムやベスト盤・ライブ盤などを発表。

ソロとしてもコンスタントに来日公演を行う他にも、TOTOとのジョイントライブや、ドナルド・フェイゲン、マイク・マクドナルドとのトリオ『デュークス・オブ・セプテンバー』としての来日公演も。

2013年、プロデュサーにスティーヴ・ジョーダンを迎えて、久々のオリジナルアルバム『メンフィス』を発表。これが、素晴らしい作品で、やはりボズ様のルーツはR&Bなのだ。。と知らしめる傑作。大きな話題となり、最新作でも再び、スティーヴジョーダンをプロデュースに迎え、ボニー・レイットがスライド・ギターとヴォーカルで、ルシンダ・ウィリアムズがヴォーカルで参加している『A FOOL TO CARE / ア・フール・トゥ・ケア』が3月25日にリリースされ、この作品にともなうジャパンツアーが本日からスタートしています。

Boz Scaggs 「A FOOL TO CARE」 Japan Tour
ボズ・スキャッグス / ア・フール・トゥ・ケアJapan Tourの日程は:

6月05日(金)仙台・東京エレクトロンホール宮城
6月08日(月)札幌・ニトリ文化ホール
6月10日(水)東京・Bunkamura オーチャードホール
6月11日(木)東京・Bunkamura オーチャードホール
6月13日(土)大阪・あましんアルカイックホール
6月15日(月)名古屋・名古屋市公会堂
6月16日(火)金沢・本多の森ホール
6月18日(木)東京・Bunkamura オーチャードホール

新作はもちろん、懐かしいヒット曲もきっと演奏してくださるはず。楽しみですね。

M#5. Georgia
M#6. Jump Street
M#7. What Do You Want The Girl To Do
M#8. Harbor Lights
M#9. Lowdown
M#10. It's Over
M#11. Love Me Tomorrow
M#12. Lido Shuffle
M#13. We're All Alone

今夜もThe Lucy Showをお聞きくださいました皆さまへ、ありがとうございました。

番組では、皆さまからのリクエストをお待ちしています。。
お聞きになりたい曲へのリクエストやこんなアーティスト/バンドを特集して欲しいなど、お教えください。リクエストはlucy@fm844.co.jpまでお願い致します。

今週もお仕事お疲れ様でした。
どうぞ素敵なウイークエンドをお過ごしください。

おやすみなさい・・Sweet Dreams ♡

by lucykent824 | 2015-06-05 23:34