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AOR名盤探訪Gino Vannelli『Night Walker』。The Lucy Show、6月19日OA Song List

『The Lucy Show』 on 84.4 FM Tachikawa。
毎週金曜日、20:00から22:00までノンジャンル・ノンカテゴリー、2時間たっぷりと音楽をお届けしています。一週間のお仕事の疲れを癒していただければ嬉しいです。

6月19日、OA Song list。

前半1時間は素敵な新作を3枚ご紹介。
まずは、日本生まれ、ハワイ育ちのリアル・サーファー・ガールChiyo Tiaさん。6月3日に発表したニューアルバム『Hello』。フリューゲルホーン奏者でヴォーカリストのTOKUさん、5月20日に発表された『Dear Mr. Sinatra』、そしてDJ Osshyさんが選曲された最新コンピレーションCD『ディスコ・チーク80's』。

後半1時間はAOR名盤探訪。今夜は6月16日日にお誕生日を迎えたカナダ出身のシンガーソングライター、Gino Vannelli、1981年に発表された7枚目のスタジオアルバム『Night Walker』をお楽しみいただきました。

The Lucy Show (20:00-21:00) OA Song List

今日、6月19日はベースボール記念日。1846年のこの日、公式の記録に残る史上初の野球の試合がニュージャージー州で行われたことを記念して制定されたそうです。野球がテーマの映画も数多く制作・公開されておりますね。
ナチュラル、オールド・ルーキー、プリティ・リーグ、がんばれ!ベアーズ、マネーボール、等。

私が最近観た作品には、42 世界を変えた男、バンクーバーの朝日、アゲイン 28年目の甲子園、KANO 1931海の向こうの甲子園。どれも感動作でした。

そして、個人的に好きな映画TOP 3に入っているのが、ケヴィン・コスナー主演の『フィールド・オブ・ドリームス』。もう何度観た事でしょう。名作です。

今夜はそんな野球がテーマとなっている映画の主題歌でスタートしました。実在するメジャーリーグのチーム『クリーブランド・インディアンス』がモデルとなっている映画『メジャーリーグ』。3部作になっており、その内の2作目と3作目には、石橋貴明さんもご出演されています。この作品の主題歌はNY出身のシンガーソングライターChip Taylorが1965年にリリースした楽曲のカバー。XでWild Thing。

M#1. Wild Thing / X
M#2. Beautiful Day / ChiyoTia

6月3日に発表されたChiyoTiaさんのニュー・アルバム『Hello』から江の島の一大イベント『江ノフェス』の公式テーマ『Beautiful Day』。

日本生まれ、ハワイ育ち。幼少のころからお母様のご実家であるハワイに渡り、お父様やお婆ちゃまが親しんできたジャズやハワイアンミュージックをはじめ、ジャンルを問わず幅広い音楽に親しんできたChiyoTiaさん。ハワイの学校ではいじめにも悩んでいた時期もあったそう。そんな彼女を力づけてくれたのがサーフィンと音楽。ジャズやハワイアンミュージックが彼女の心を癒し、サーフィンを通じて仲間やお友達も増えてゆき居場所を見つけたのだそうです。日本に帰国し、アパレルのお仕事をしながら音楽活動を続け、2006年からはシンガーソングライターとしての活動も開始。2010年以降は北は北海道、南は種子島まで様々なライブハウスで演奏。年間100本以上のキャラバンツアーを行っている彼女。

ハワイで育った彼女の笑顔はとっても温かくてポジティヴ。
日本全国で情景が浮かぶその美しい歌声を待っているファンも大勢いるはずです。
ニューアルバム『Hello』から続いては、ハワイでChiyo Tiaさんを育てたお婆ちゃま「あなた」へ捧げたバラード。
M#3. Anata / Chiyo Tia

サーフィン、ハワイ、音楽。自由なライフスタイルを謳歌するChiyoTiaさんの奏でるメロディーと同世代の女性に響くリアルな詩の世界。今月も様々なところでライヴを行っています。近いところでは28日逗子サーファーズ。7月4日、水戸マハロコなど、12月までぎっしりと各地でライブが予定されています。

詳しくは彼女のオフィシャルホームページ→ www.chiyotia.com でチェックしてくださいね。

それでは6月3日に発表されたニューアルバム「Hello」からもう一曲。
ハワイでの日々、孤独に悩んでいた時にサーフィンをすることで自分の居場所を見つけたChiyotiaさんご自身のリアルな私小説。ジャズ界の大御所、村上"PONTA"秀一さんと金澤英明さんが参加されている「ねむの木 ~そこだけがあなたの場所じゃない」、Find yourself a place

M#4. ねむの木 ~そこだけがあなたの場所じゃない / ChiyoTia
M#5. The Best Is Yet To Come / Toku

5月20日に発表された新作『Dear Mr. Sinatra』からアルバムのオープニングを飾るThe best is yet to come。
シンディーローパーのニューアルバムやツアーにも参加するなど、ワールドワイドに活躍するフリューゲルホーンプレイヤー&ヴォーカリストのTOKUさん。Dream a Dream以来2年振りとなる新作はデビュー以来、温め続けてきたTOKUさんが最も敬愛する、ジャズシーンの大御所フランク・シナトラのカバー・アルバム。

フランク・シナトラは今年12月12日で生誕100周年を迎えます。
この記念すべき年に合わせてTOKUさんは10年以上に渡って構想を描いてきたシナトラアルバムを遂にレコーディング。ベーシストのロン・カーター、Brandnew Heaviesのエンディア・ダヴェンポート、チェロの名手・溝口肇さん、俳優の別所哲也さん、TOKUさんがジャズの道へ進むきっかけとなった恩師、日高潤也さん率いる福岡のビッグバンド『Advanced Music Gallery』との共演も実現、そしてこれまでアルバムやライブでもコラボレートしているZeebraさん等、豪華なゲストを迎えて最高のジャズ・エンタテインメント作となった『Dear Mr. Sinatra』。CMソングとしてもお馴染のオリジナル曲『Shine on』も含む全12曲を収録。

M#5. The Lady Is A Tramp featuring 別所哲也
M#6. Fly Me To The Moon featuring ロン・カーター
M#7. My Way featuring ZEEBRA
M#8. The Good Life

TOKUさんは自らのライヴの他、セッションライヴやイヴェント、音楽フェスティヴァルなど、年間を通じてかなりの数のライヴを行っており、この夏も新作『Dear Mr. SINATRA』に伴うツアーで大忙し。

7月4日は リビエラ逗子マリーナ、マリーナ・テラス
11日から17日は、東北ツアー
7月19日 六本木 alfie
7月21日 横浜 DOLPHY
その後も宮崎、軽井沢、新潟、名古屋、大阪と続きます。最新情報やツアー日程などはTOKUさんのオフィシャルHPをチェックしてくださいね→ http://toku-jazz.com/

8月21日の金曜日には、東京 南青山 Blue Note Tokyoにて“Dear Mr. Sinatra”with Special Big Bandと題されたライヴが。この”スペシャルビッグバンド”と言う響き。。気になりますね。詳しくはブルーノート東京のホーム・ページをご覧ください→ www.bluenote.co.jp/jp/artists/toku

M#9. Everytime you go away / Paul Young
DJ Osshyさんの選曲によるBrand New Compilation CD『ディスコ・チーク80's』が発表されました。80'sディスコ・マスターであるオッシーさんがジャンルを超えた名曲をセレクト。これまで数々のディスコ・ミュージック・コンピレーションCDの音楽監修をされておりますが、その最新作は80'sの名曲とともに、セミスイートな思い出も蘇るチークタイムの定番ソング満載です。DJ Osshyさんもこの夏はダンスフロアーだけでなく、ゴルフ・コースや船上パーティーなでDJされます。詳しくはDJ OsshyさんのオフィシャルHPをチェックしてくださいね。

そして、オッシーさんと私、ルーシー・ケント&恵比寿ActSquareのコラボ・イヴェント、か月に一度、大人の為のパーティー『Dynasty Tokyo Surfer's Night』も7月29日に開催します。是非、いらしてくださいね♪ 詳しくは→ https://www.actsquare.com/news/surfersnight_vol17.html をチェック♪
DJ Osshyさんがセレクトした最新コンピレーションCDからもう一曲。
M#10. All at Once / Whitney Houston

♪♪♪♪♪

The Lucy Show (21:00-22:00)

M#1. Day Dreamin' / Natalie Cole
M#2. Just Between Us / Norman Brown
M#3. Biggest part of Me / Ambrosia
M#4. Just the way you are / Billy Joel

AOR名盤探訪 Gino Vanelli Night Walker

1952年6月16日、ケベック州モントリオール生まれ。
お父様ががビッグバンドのミュージシャンという音楽環境で育ち、ハイスクールを卒業すると、カナダで最も権威のあるマギル大学で音楽を専攻。その後ロサンゼルスに渡り、メジャーレーベルと契約。1973年にアルバム「クレイジー・ライフ」でデビューします。
歌唱力はもちろん、お兄様でキーボーディスト兼アレンジャーのジョー・ヴァネリとともに作り出すフュージョン色の濃いサウンド。ミュージシャン's・ミュージシャンと崇められる存在。

1978年にアルバム『Brother to Brother』を発表し、この作品に収められている『I Just wanna stop』が全米チャート4位に輝く大ヒット。

今夜お楽しみいただく作品はレーベルを移籍しての第一弾、1981年に発表された『Night Walker』。このアルバムにも全米チャート6位をマークした『Living inside myself』が収められています。

フュージョンとロックを融合させ、スリリングに、でも、ポップで心地良く、一曲目からラストナンバーまでリラックスして、じっくりとお聞きいただきたい作品です。ジノ・ヴァネリのヴォーカルに、ヴィニー・カリウタのドラムス&ベースのニール・ストューベンハウス、この強力なリズム隊の演奏も必聴です。

M#5. Nightwalker  
M#6. Seek and You Will Find
M#7. Put the Weight on My Shoulders
M#8. I Believe
M#9. Santa Rosa
M#10. Living Inside Myself
M#11. Stay With Me
M#12. Sally (She Says the Sweetest Things)

30年以上経っても色褪せない名盤Gino Vannelli『Night Walker』をご紹介しました。

今夜もThe Lucy Showをお聞きくださいました皆さまへ、ありがとうございました。

番組では、皆さまからのリクエストをお待ちしています。。
お聞きになりたい曲へのリクエストやこんなアーティスト/バンドを特集して欲しいなど、お教えください。リクエストはlucy@fm844.co.jpまでお願い致します。

ファイナル・ナンバーもGino Vannelliの曲を。1978年に発表された『Brother to Brother』から全米チャート4位に輝いたヒットナンバー『I just wanna stop』を聴きながらCiao♪

M#13. I just wanna Stop / Gino Vannelli

今週もお仕事お疲れ様でした。
どうぞ素敵なウイークエンドをお過ごしください。

おやすみなさい・・Sweet Dreams ♡

by lucykent824 | 2015-06-19 23:06