毎週、日曜日19:00からAOR、BCM、Fusionを中心にスムースでメロウな楽曲をお届けしている『
The Nightfly』。今日も番組をお聞きくださいました皆さまへ、ありがとうございました。
本日のソングリストです。
M#1. New Girl On The Block / Gerald Albright
売れっ子セッション・マンのサックス&ベース奏者、ジェラルド・アルブライド。1987年の初リーダー作『ジャスト・ビトゥイーン・アス』から、女性ヴォーカルをフィーチャーしたブラコン・ナンバー。
M#2. Love Songs、Candlelight And You / Jonathan Butler
南アフリカ出身のアコースティック・ギタリスト、ジョナサン・バトラー。1987年のワールド・ワイド・デビュー作『Jonathan Butler 邦題:ラヴ・ソングス』のほとんどでヴォーカルを披露。アル・ジャロウらが採り上げる楽曲にも評価が。
M#3. If I'm Dreamin'(Don't Wake Me) / Lee Ritenour
名ギタリスト、リー・リトナーがシンセ・アックスを多用した1986年の作品『アース・ラン』からの曲は、アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトがコンポーズとコーラスで参加。リード・ヴォーカルはフィル・ペリーが担当しています。
M#4. Love Finds A Way / Doc Powell
ルーサー・ヴァンドロス・バンドのギタリストとしても活躍していたドック・パウエル。1987年にリリースした初ソロ作『Love Is Where It's At 邦題:愛のゆくえ』からのキラー・チューン。
M#5. This Old World's Too Funky For Me / The Crusaders
『ストリート・ライフ』『ラプソディー&ブルース』に続く、ヴォーカル・フューチャー3部作の最後は、1981年の『スタンディング・トール』。ここで登場したのが、ジョー・コッカー。ブルーアイド・ソウル・シンガーとしての魅力が。
『AOR Special』
今週の番組でお届けしているのは『フュージョン・ヴォーカル』。インストを中心に活動するミュージシャンが、ゲストを迎えたり、自らが歌うヴォーカル・チューンを披露すること。そこには、また新たな世界が生まれ、フュージョンの魅力を、さらに深めてくれることに。
今月は『フュージョン・ヴォーカル月間』として、フュージョンとAORの相性の良さを、お楽しみいただく3回目。
今回はリッキー・ピーターソンのAORナンバーをお届けします。
トミー・リピューマとベン・シドランのプロデュースによる1990年の作品『ナイト・ウォッチ』から、ビル・ラバウンティのカヴァーを2曲。
M#6. Livin' It Up / Ricky Peterson
M#7. Look Who's Lonely Now / Ricky Peterson
『AOR Special』
今回は『フュージョン・ヴォーカル月間』として、リッキー・ピーターソンのAORナンバーを特集。
リッキー・ピーターソンは、アメリカのミネアポリス出身。ミネアポリスといえば、プリンスなどを輩出した音楽都市で、リッキー自身や彼の兄弟までも、プリンス・ファミリーとして活動したほど。1980年代にベン・シドランやトミー・リピューマらと知り合い、彼らの尽力のもと、1990年のアルバム『ナイト・ウォッチ』でデビュー。この頃には、デヴィッド・サンボーンのツアーに参加したり、なんと、あのマイルス・デイビスからグループに誘われたというエピソードも。
1991年にセカンド作『スマイル・ブルー』をリリース。ジャズにとどまらず、ソウルやファンクへの憧憬ぶりが、さらに理解できる出来に。それにしてもAORへの愛情の深さ。ビル・ラバウンティやペイジズやボビー・コールドウェルのカヴァーを、立て続けに収録するフュージョン・アーティストは、他に見当たらず。
ご本人曰く「ただ好きなだけ」。また「ロックやR&Bで音楽の楽しさを知った人間の、コンテンポラリー・ジャズ。これでいいのでは?」とも。
1991年に、ベン・シドランが主宰するゴー・ジャズ・レーベルから発表されたアルバム『スマイル・ブルー』から、ボビー・コールドウェルの曲。
M#8. What You Won't Do For Love / Ricky Peterson
そして再び、1990年の作品『ナイト・ウォッチ』から、リチャード・ペイジらのユニット:ペイジズの曲を採り上げて。
M#9. Take My Heart Away / Ricky Peterson
Quite Storm Slow Jam
M#10. Quality Time / Craig T.Cooper
M#11. Why Can't It Wait Till Morning / Fourplay
本日も番組をお聞きいただきありがとうございました。どうぞ素敵なSunday Eveningを・・そして、明日からのワーキング・ウィークも実りある一週間でありますよう祈っております。Ciao♪