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Sunday Morning with Lucy Kent 4月7日のソングリスト

Sunday Morning on 85.6 FM Kawaguchi。

4月7日のソングリストです。

今日はお誕生日を迎えるアーティストのナンバーを中心にお送りしました。

まずは、今日4月7日がバースデー。John Oatesが在籍するデュオ『ホール&オーツ』。1982年の全米No.1ヒット
I Can't Go For That (No Can Do)。

☆ M#1. Hall & Oates / I Can't Go For That (No Can Do)
☆ M#2. Janis Ian / Will You Dance

ホール&オーツに続いてお聴きいただいたのは、ジョン・オーツと同じく、今日4月7日がバースデー。アメリカ・ニューヨーク州出身のシンガーソングライター、ジャニス・イアン。

1967年にデビュー。しかし、売れ行きはあまりぱっとしない日々でしたが、1972年にロバータ・フラックが彼女の楽曲を取り上げたことで脚光を浴び、1974年メジャーレーベルからアルバム『ジャニスの私小説(Stars)』を発表。

翌1975年にシングル「17才の頃」が全米No.1にに輝き、1967年に発表したアルバム『Between the Lines 邦題:愛の回想録』が全米アルバムチャート1位を記録し、グラミー賞も獲得。 ここ日本でも人気アーティストとなり、TVドラマなどのメディアでも彼女の楽曲が取り上げられるようになります。Will you Danceは彼女が初来日を果たした1977年に発表されたアルバム『奇跡の街』に収録されたシングル曲で、ドラマの主題歌としても使用されました。

ジャニス・イアンに続いては昨日4月6日にバースデーを迎えたギタリスト、ソングライター、セッション・ミュージシャン、プロデューサー、 ダニー・コーチマーのミニ特集をお送りしました。

ダニー・コーチマーと言われても・・そう思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。と言うのも、ソロ活動でのビッグヒットはありません。しかし、様々なアーティストの共演によるそのギターテクニック、ソングライティングは世のギタリスト、ソングライターの憧れ、西海岸ロック・シーンのリーダー的存在です。

それらアーティストとはキャロル・キング、ジェームス・テイラー、、ジャクソン・ブラウン、ドン・ヘンリー、カーリー・サイモン、リンダ・ロンシュタット、ニルソン、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、デビッド・クロスビー、グラハム・ナッシュなどなど大物が顔を揃えます。それらシンガーソングライターたちとの共演を通じ、1970年代のシンガーソングライターブームのサウンド形成に大きく貢献、信頼されるミュージシャンズ・ミュージシャン。

1946年4月6日、アメリカ・ニューヨークで生まれの彼は1960年代半ば、地元・ニューヨークで『ザ・キング・ビーンズ』や『フライング・マシン』といったバンドに参加。1966年からセッション・ミュージシャンとして本格的な活動をスタート。そんなダニー・コーチマーを一躍有名にしたのがキャロル・キングが1971年に発表した名盤『Tapestry 邦題:つづれおり』でした。

☆ M#3. Carole King / It's too late
☆ M#4. Don Henley / The End Of The Innocence

ダニー・コーチマーがエレキ&アコギ、コンガで参加しているキャロル・キング 1971年の全米ナンバーワンソング。It's Too Lateに続いてお聴きいただいたのは、イーグルスのドラマーでボーカリスト ドンヘンリー。1989年に発表されたサードアルバムからのタイトルトラックThe End Of The Innocence。全米チャート8位、全米ロックチャートでは1位を記録しています。ピアノは当時大注目を集めていたブルース・ホーンズビー。ダニー・コーチマーはこのアルバムではギター&ギターソロだけでなく、いくつかの曲でベース 、ドラムス 、キーボードも担当しマルチプレーヤーとしての才能も発揮。プロデュースも手がけています。

ドンヘンリー。同じアルバムからもう一曲。New York Minuteをお届けしました。この曲ではギターとキーボード、そしてプロデュースを担当しています。

☆ M#5. Don Henley New York Minute
☆ M#6. James Taylor You've got a friend


ドンヘンリー・New York Minute に続いてお届けしたのは、キャロル・キングが1971年に発表した楽曲でその翌年(1972年)のグラミー賞で最優秀楽曲賞を獲得。これまでジャンルを超えた様々なアーティストによってカバーされているYou've got a friend 邦題:君の友達。James Taylorのバージョン。

オリジナルはお聴きいただいたIt's Too Lateが収められているキャロル・キング1971年のアルバム『つづれおり』に収録されていますが、ジェイムス・テイラーは、その同じ年1971年のアルバム『マッド・スライド・スリム』に収録。シングルとしてリリースされ、全米チャートの1位を獲得、全英チャートでも4位を記録。ジェイムス・テイラーのバージョンも、グラミー賞最優秀男性ポップボーカル賞を受賞しています。
ジャクソン・ブラウンやドン・ヘンリーは、コーチマーの書いた曲、あるいは彼との共作の曲を多くレコーディングしています。

続いては、ジャクソンブラウンがダニーコーチマーと書き下ろし、フィービー・ケイツ主演の映画『1982 Fast Times at Ridgemont High 邦題:初体験/リッジモント・ハイ』のサントラに収められ大ヒットしたSomebody's Baby" をお聴きいただきました。

☆M#7. Jackson Browne Somebody's Baby

昨日4月6日はギタリスト、西海岸ロック・シーンのリーダー的存在、数多くのアーティストと共作、ギタリストとして、プロデューサーとして関わったダニー・コーチマーのバースデー。それら共演作の中からいくつかの楽曲をピックアップしてお送りしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?

さて、そのダニー・コーチマーの来日公演が予定されています。

2019年5月13日(月)      ビルボードライブ大阪
2019年5月16日(木)17日(金) ビルボードライブ東京

2017年7月に開催されたダニー・コーチマー&FRIENDS名義の公演では、「You've got a friend 」など彼がコンポーズ、プロデュース、プレイで関わった数々のヒット曲を中心に、まるで西海岸のロック史を振り返るかのような貴重なステージだったそうです。

今回はバンド・メンバーがさらにパワーアップ。
彼が70年代前半に組んでいた伝説のグループ『セクション』のリズム隊、ドラムスのラス・カンケルとベースのリー・スカラーが同行。

メンバー;
Danny Kortchmar (Guitar, Vocals)
Russ Kunkel (Drums)
Leland Sklar (Bass)
Waddy Wachtel (Guitar, Vocals)
teve Postell (Guitar, Vocals)

そんなDanny Kortchmarが来日する5月に発表するアルバムDanny Kortchmar and Immediate Family
『Honey Don't Leave LA』Aからのタイトルトラックをお届けしました。

☆ M#8. Danny Kortchmar / Honey Don't Leave LA
☆ M#9. 吉田美奈子さん/ 愛は思うまま LET'S DO IT

1978年11月5日に発売された吉田美奈子さん4作目のシングル「愛は思うまま LET'S DO IT」。 41年前の楽曲とは思えないサウンド。

今日、4月7日は個人的にも大好きな女性ボーカリスト、ソングライター、プロデューサー、吉田 美奈子さんのバースデー。

埼玉県大宮市で生まれの美奈子さんは高校生の時に知り合った細野晴臣さん、松本隆さんの勧めで楽曲制作及び、ライヴ中心の活動をはじめます。1973年9月、細野晴臣さんプロデュースによるファースト・アルバム『扉の冬とびらのふゆ』を発表。山下達郎さん、角松敏生さんなど人気アーティストのバックコーラスをつとめるだけでなく、作詞からコーラス・アレンジなども手がけ、数々のCMソングも担当。大瀧詠一さんが作詞作曲、プロデュースした楽曲で、多くのアーティストがカヴァーしている『夢で逢えたら』を最初にレコーディングしたのも吉田美奈子さん、1976年3月に発表されたサードアルバム『FLAPPER』に収められています。

吉田美奈子さんは数多くの山下達郎さんの楽曲に詩を提供しています。

例えば:
潮騒(THE WHISPERING SEA)、永遠のFULL MOON、DAYDREAM 、SPARKLE、MUSIC BOOK。これはほんの一部。

その山下達郎さんと共作したアンルイスさん恋のブギ・ウギ・トレイン、久保田利伸さんと共作した Shooting Star。

他にも
中森明菜さん
小柳ルミ子さん
西城秀樹さん
鈴木雅之さん
岩崎宏美さん
布袋寅泰さん
中島美嘉さん
松田聖子さん
ORIGINAL LOVE などなど・・これもほんの一部です。

素晴らしいソングライターそしてシンガー吉田美奈子さん、のお誕生日を祝してもう一曲。東京とニューヨークでレコーディングされ、1982年発表されたされ9枚目のアルバム『LIGHT'N UP』から頬に夜の灯をお届けしました。

Happy Birthday、Minako-san!

本日のSunday Morning with Lucy Kent。お楽しみいただけましたでしょうか?
また来週の日曜日11時、お耳にかかれることを願っています。
Have a Lovely Sunday Afternoon and a great Week、Ciao♪


by lucykent824 | 2019-04-07 14:47