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Sunday Morning 2021年5月2日 Song List

Sunday Morning 2021年5月2日 Song List

今日は、クリストファークロスが1979年に発表し、グラミー賞主要4部門を含む5部門に輝いたアルバム『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』をご紹介しました。

まずは、ファーストシングルとしてリリースされ、全米ポップチャート2位に輝いた楽曲。Doobie Brothersのマイケル・マクドナルドがバックボーカルで参加している邦題:「風立ちぬ」でスタート。

M#1. Christopher Cross / Ride Like the Wind

クリストファー・クロスは1951年5月3日アメリカ合衆国 テキサス州 サンアントニオ生まれ。お父様が軍医だったこともあり、現在の代々木公園にあった米軍住宅地「ワシントンハイツ」に5歳~9歳まで住んでいました。

地元サンアントニオでカバーバンドのメンバーとして活動。そのハイトーンヴォーカルはもちろん、ギタリストとしても優秀で、スティーリーダンのアルバムにお声がかかったり、Deep Purpleのリッチーブラックモアが病気のためショーに出られない時に代役を果たすほどの腕前。

1978年、ソロ・アーティストとしてメジャーレーベルと契約。
今日ご紹介した名盤『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』のレコーディングを開始します。

M#2. Christopher Cross / Sailing

『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』のセカンド・シングルとしてリリース。全米ポップチャート1位に輝き、グラミー賞最優秀Record, 最優秀楽曲、そして最優秀編曲賞に輝きました。

M#3. Christopher Cross / Never Be the Same
アルバムからのサードシングルとしてリリース。パーカッションにレニー・カストロ、ギターにジェイ・グレイドンが参加。全米ポップチャート15位、全米アダルトコンテンポラリーチャートでは1位。

M#4. Christopher Cross / Say You'll Be Mine
アルバムからの4枚目のシングルとしてリリースされた楽曲。Jay Graydonがギター、レニーカストロがパーカッション、Nicolette Larsonがバックボーカルに参加。

1981年のグラミー賞の5部門を独占したアルバム『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』。

特に主要4部門の最優秀アルバム賞:Album of the Year、最優秀レコード賞:Record of the Year、最優秀楽曲賞:Song of the Year、最優秀新人賞:Best New Artist)の同時受賞はグラミー賞史上初と言う快挙を成し遂げ。彼の名は一揆に世界中に知られるようになりました。

この記録は2003年のグラミー賞でノラ・ジョーンズが達成したのですが、最優秀楽曲賞に輝いた『Don't Know Why』の作曲者は彼女ではなく、ジェシー・ハリス。彼に送られたため、同一人物での同時受賞は2020年にビリー・アイリッシュが達成するまでクリストファー・クロス唯一人でした。

音楽史に残る名盤『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』に収録されている他の楽曲をメドレーで。

M#5. Christopher Cross / I Really Don't Know Anymore
M#6. Christopher Cross / Spinning
M#7. Christopher Cross / Poor Shirley
M#8. Christopher Cross / The Light Is On
M#9. Christopher Cross / Minstrel Gigolo

Larry Carltonがギターで参加している『I Really Don't Know Anymore』

Valerie Carterとのデュエット『Spinning』

レニーカストロがパーカッションで参加している『Poor Shirley』

ギターにラリー・カールトン、バックボーカルにはDon Henleyが参加している 『The Light Is On』

そしてアルバムのファイナルトラック『Minstrel Gigolo』。

M#11. Christopher Cross / Arthur's Theme (Best That You Can Do)
ライザ・ミネリとダドリー・ムーアが主演した映画『ミスター・アーサー』の主題歌『Arthur's Theme (Best That You Can Do)』。

クリストファー・クロスはこの曲をBurt Bacharach, Carole Bayer Sager, Peter Allenと共作。全米ポップチャートと全米アダルトコンテンポラリーチャートの両方で1位に輝き、年間チャートでは第12位、ここ日本の音楽チャートでも6週連続1位に輝き、1981年のアカデミー賞歌曲賞を受賞しています。

M#12. Christopher Cross / All Right

デビューアルバム同様Michael Omartianをプロデューサーに迎えて1982年にセカンドアルバムのレコーディングを開始、1983年1月にリリースされたセカンド作『Another Page』から全米ポップチャート12位を記録。

Karla Bonoff、Don Henley、Art Garfunkel、Michael McDonald、J.D. Southerと言った面々がbackground vocalsとして参加。

ギターにJay Graydon、Steve Lukather。
ベースにAbraham Laboriel、Mike Porcaro、
ドラムスにSteve Gadd、Jeff Porcaro、
サックスにTom Scott 、Ernie Wattsなど全て伝えきれないほど豪華な顔ぶれがバックアップしています。

今日は明日3日がバースデーのクリストファー・クロス。
彼が1981年のグラミー賞で主要4部門を含む5部門を独占したデビュー作。1979年に発表された『Christopher Cross / 邦題:南から来た男』をまるまるお届けしました。お楽しみいただけましたでしょうか?

M#12. Rita Coolige / We're All Alone

ファイナルトラックは、1日にバースデーを迎えたアメリカ合衆国テネシー州出身のシンガー、リタ・クーリッジ。

Boz Scaggsのアルバム『シルク・ディグリーズ』の収録され、同じアルバムからシングルカットされた『リド・シャッフル』のB面としてリリース。
この曲を多くのアーティストがカバー。

特に、リタ・クーリッジのバージョンがヒットしたことによって再評価され、ボズもシングルとしてリリースし、彼の代表曲のひとつとなった名曲。

リタ・クーリッジは1977年に発表し、全米アルバムチャートの6位に輝いたアルバム『Anytime...Anywhere』に収録。

今日も番組にお付き合いくださった皆様へ、ありがとうございました。

どうぞ素敵な日曜日をお過ごしください。

by lucykent824 | 2021-05-02 12:51 | Sunday Morningソングリスト