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Sunday Morning 6月13日 Song List

6月13日 Song List

緊急事態宣言の延長に梅雨のシーズン。

ブルーな気分になってしまわぬように・・

私の場合は、早朝ウオーキングで一日がスタート。

ウオーキング中もお部屋にいる時も音楽を聴きながらリフレッシュ!

お日様が顔を出してくれる日中はサイクリングをしたり。。

そしていつか旅する日をイメージして、音楽に合わせて好きな場所の画像や映像を見る。

想像力逞しい私はブルーな気分とは縁がございません。

今月はそんな”旅をする”想像力にお付き合いいただけたら嬉しいです。

初日の今日はブラジルへ。
ブラジル人アーティストによるポップスやポップシンガーによるブラジリアンサウンドを集めてみました。

因みにブラジルでは、昨日6月12日はDia dos Namorados=恋人の日だったのだそうです。ブラジルにおいて縁結びの聖人とされるアントニオの命日の前日であり、当国では恋人同士でフォトフレームを贈り合う習慣があるそうです。

さぁ、ブラジルへの音楽の旅。

オープニングは、二人のドイツ人プロデューサー率いる多国籍ユニットBellini。1997年に世界的にヒットしたサンバを♪

M#1. Bellini / Samba De Janeiro
M#2. Mondo Grosso ft. Tania Maria / Mg4bb

ベーシスト、DJそして音楽プロデューサーの大沢伸一さんのソロプロジェクト『Mondo Grosso』が2000年にリリースしたアルバム『MG4』からブラジル人ピアニスト&シンガーソングライターのTania MariaをフィーチャーしたMg4bb。

M#3. Clementine / This Masquerade
フランス人シンガーClementine。パリで生まれ、お父さまのお仕事の関係でメキシコをはじめとする色々な国に移住していたこともあり、様々な音楽を聴いて育った彼女の音楽はまさに多国籍。特にボサノヴァに傾倒しているのは彼女の音楽を通して感じ取れます。
ここでは、レオン・ラッセルが1972年に書き、ご自身のシングルのB面としてリリース。その後1973年にはカーペンターズが、1976年にジョージ・ベンソンがレコーディング。ポップやR&Bチャートでトップ10入りするヒットとなっているThis Masqueradeをクレモンティーヌ流のボッサで。

M#4. Marcus Miller / Brazilian Rhyme
スーパーベーシスト&プロデューサーのマーカス・ミラーが1995年にリリースしたアルバム『Tales』から。オリジナルは、70年代を代表するファンク・グループ、Earth Wind & Fireが1977年に発表したスタジオ・アルバム『All 'N All邦題:太陽神』収録されている楽曲。

続いては、そのマーカス・ミラーがプロデュース。アル・ジャロウが1994年に発表したスタジオ・ライブ・レコーディング作『Tenderness』から。この作品にはドラムスにスティーヴ・ガッド、ギターにエリック・ゲイル、キーボードにはジョー・サンプルとフィリップ・セス、オルガンにニール・ラーセン、パーカッションにポウリーニョ・ダ・コスタ、サックスにデヴィッド サンボーン、トランペットにパッチェス・スチュアート、ベースはもちろんマーカス・ミラー。オペラシンガーのキャスリーン・バトルとのデュエット曲も収められているなんとも贅沢な作品。最高のメンバーとの共演で、ジャズ、R&B、ラテン、ポップスと、ジャンルを超えた選曲。その中から、ブラジル、リオデジャネイロ出身のシンガーでギタリスト。ジョルジ・ベンのスタンダード曲を。

M#5. Al Jarreau / Mas Que Nada
M#6. Al Jarreau & Oleta Adams / The Girl from Ipanema

ブラジルが生んだ偉大なるシンガーソングライターアントニオ・カルロス・ジョビンが1962年に作曲したボサ・ノヴァ。その後、世界中で数多くカヴァーされているポピュラーソング。『イパネマ』とはブラジルのリオデジャネイロ市内に位置するイパネマ海岸のこと。この曲を女性アーティストがカバーする時は、The ”Boy” From Ipanemaと変えて歌われています。今日はアル・ジャロウとオリータ・アダムスのデュエットでお聞きいただきました。

続いてもAntônio Carlos Jobimが作曲した『Dindi』。この曲も数多くのアーティストによって演奏又は歌い継がれている楽曲。今日は、スウェーデン・ストックホルム出身のMejaのバージョンで。1996年にアルバム『Meja』でソロデビューし、収録曲「How Crazy Are You?」が日本でも大ヒット。その後「I'm Missing You」、「All 'bout the Money」、リッキー・マーティンとデュエットした「Private Emotion」などがヒットしています。

M#7. Meja / Dindi
M#8. Everything but the girl / Corcovado

更にアントニオ・カルロス・ジョビン作品。1982年、イギリスで結成されたデュオ Everything but the girlのバージョンで。ブラジルのリオデジャネイロにある標高710メートルの丘で、2012年に登録世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」に含まれているコルコバードの丘のことを歌っているナンバーで、こちらも多くのアーティストによって演奏又は歌い継がれています。こうしてジョビンのナンバーが続くと、改めて彼の偉大さを感じます。

M#9. James Taylor / Only a dream in Rio
70年代のシンガーソングライター・ブームの火付け役のお一人、James Taylorが1985年にリオで開催された音楽フェスティヴァルに出演したさい、情熱的なオーディエンスに影響されて書いた曲なのだとか。1985年のアルバム『That's Why I'm Here』に収められている美しいナンバー。

M#10. Peter Allen / I go to Rio
オーストラリア出身のシンガーソングライター、エンタテイナー。
1976年に発表した4作目『Taught by Experts』の先行シングルとしてその前の年にリリースした楽曲。母国オーストラリアのポップチャートでは5週連続1位を記録。The Fabulous Baker Boysをはじめとする数々の映画のサントラにもフィーチャーされています。ペギー・リーやパブロ・クルーズもカバーしています。

M#11. George Michael & Astrud Gilberto / Desafinado
またもやアントニオ・カルロス・ジョビンが作曲したナンバー。初めて歌詞の中に”ボサノヴァ”と言う単語が入った曲でもあり、こちらも多くのアーティストによってカバーされているスタンダードナンバー。今日はジョージ・マイケルとブラジル出身の、ボサノヴァやジャズ、ポピュラーシンガーのアストラッド・ジルベルトとのデュエットで。

M#12. Sergio Mendes ft. John Legend / Don't say Goodbye
ブラジル人ピアニスト、ソングライター、アレンジャー、プロデューサーのセルジオ・メンデスが書下ろした楽曲。2014年に発表した19枚目のアルバム『Magic』に収められています。アメリカ人R&B/ソウル・シンガーのジョン・レジェンドのヴォーカルをフィーチャー。

そろそろお別れの時間です。ファイナルトラックは、マイケル・フランクスが1977年に発表したアルバム『Sleeping Gypsy』に収められているアントニオ・カルロス・ジョビンに捧げた楽曲『Antonio's Song (The Rainbow)邦題:アントニオの歌』をききながら。

今日も番組にお付き合いくださりありがとうございました。

どうぞ素敵な日曜日の午後を。。そして素敵な一週間をお過ごしください。

また来週♪
Ciao!


by lucykent824 | 2021-06-13 13:15 | Sunday Morningソングリスト