Sunday Morning 9月26日 Song List
今日は、9月生まれのジャズミュージシャン。そして、今日9月26日に生まれたジャズ・シンガーで女優のJulie Londonをご紹介しました。
M#1. Sonny Rollins / St. Thomas
9月7日に91回目のバースデーを迎えたハード・バップのサックス奏者、ニューヨーク出身。11歳でアルト・サックスを始め、17歳でテナーに転向。1951年にデビュー・アルバムをリリース。今日は、1956年に発表した名盤『サキソフォン・コロッサス』のオープニングを飾るナンバーでスタートしました。
M#1. Sonny Rollins / St. Thomas
M#2. Pyramid / Rhapsody in Blue
今日、9月26日はポピュラー音楽・クラシック音楽の両面で活躍した偉大なるソングライター、George Gershwinのバースデー。
数ある名曲の中から様々なアーティストによって演奏されている『Rhapsody in Blue』を今日は、慶應義塾高等学校在学中からのバンド仲間、ギタリストの鳥山雄司さん、ドラマーの神保彰さん、ピアニストの和泉宏隆さんが2003年に結成したユニット名を『Pyramid』によるカバーでお届けしました。
M#3. Victor Wooten / Bass Tribute
ジャズ・フュージョン・シーンの人気ベーシスト。1964年9月11日生まれのVictor Wooten。3歳の時にお兄さまからベースレッスンを受け、5歳になる頃には弾けるようになっていたと言うジーニアスさ。その高度なテクニックとグルーヴは世界中のベーシストの憧れ。そんな彼が崇拝するベーシストの名前をあげながら彼らのベースラインを奏でる軽快なナンバー、2005年発売のアルバム『Soul Circus』に収められている『Bass tribute』。
M#4. Johnny Mathis / Feel Like Makin' Love
9月30日生まれのジャズ・スタンダード・シンガーJohnny MathisがカバーしたRoberta Flackの名曲。全米ポップチャート1位を記録した邦題:愛のためいき。
John Mathisはシンガーになる前の大学時代、高飛びのオリンピック選手として有望視されていたのですが、あと数センチと言う記録でオリンピックへの出場はならず。しかし、地元のクラブで歌っているところをスカウトされ、「ワンダフル! ワンダフル!」、「恋のチャンス」、「ミスティ」、デニース・ウィリアムスとの「涙のデュエット」、ディオンヌ・ワーウィックとの「フレンズ・イン・ラヴ」、レイ・チャールズとの「虹のかなたに」など、数多くのヒットを持つアメリカを代表するシンガー。
ここからは今日9月26日がバースデー。ジャズシンガーで女優のJulie Londonの特集。
M#5. Julie London / S'Wonderful
番組のはじめにお届けした今日9月26日生まれ、アメリカが生んだ偉大なる作曲家ジョージ・ガーシュウィン作品。
1927年のブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』のためにお兄さまと書き下ろし、彼らの代表作となったナンバー。
ガーシュウィンの作品をふんだんに用いた1951年のミュージカル映画『巴里のアメリカ人』でジーン・ケリーとジョルジュ・ゲタリーが、ミュージカル『ファニー・フェイス』を1957年に映画化した『パリの恋人』でフレッド・アステアが歌っている'S Wonderful。
Julie Londonは1926年9月26日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタローザ生まれ。ヴォードヴィルの歌&ダンス・チームで、ラジオ番組を持っていたご両親ののもとで育ち、3歳の時にご両親の番組に出演してマレーネ・ディートリヒの『フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン』を披露したのだとか。。1941年、ロサンゼルスに移住。エレベーターガールとして働いていた時にスカウトされ女優デビュー。しかし、下積み時代を過ごします。
1947年に俳優のJack Webbと結婚し、主婦業に専念。二人のお嬢さんを出産。
1953年芸能界へシンガーとして復帰。
1955年、ファーストアルバム『Julie Is Her Name 邦題:彼女の名はジュリー』を発表。シングル・カットされた『Cry Me a River』がヒットし、彼女の名は広まると同時に女優活動も再開し出演する作品もヒット。スターの仲間入りを果たします。
M#6. Julie London / Cry Me a River
M#7. Julie London / Love Letters
Love Letters。オリジナルは1945年に同名映画の挿入歌として書かれ、1961年にKetty Lesterが歌い全米ポップチャート5位を記録。あのKing of Rock n Roll。Elvis Presleyもカバーしています。
M#8. Julie London / When I Fall in Love
1952年にロバート・ミッチャムが主演した映画『零号作戦』で使用され、同じ年にシンガーで女優のドリス・デイがレコーディングし、全米ポップチャート20位を記録。その後も多くのアーティストによって歌い継がれているスタンダード・ナンバー。
1993年にはセリーヌ・ディオンとクライヴ・グリフィンによるデュエットがロマンチック・コメディ『めぐり逢えたら』の主題歌としてリリースされています。
M#9. Julie London / Lover Man (Oh, Where Can You Be?)
1941年に書かれたスタンダートナンバー。ビリーホリデーのバージョンが特に有名で、全米ポップチャート16位、全米R&Bチャートの5位を記録。
M#10. Julie London / Body and Soul
1930年に書かれ、数多くのアーティストによって演奏され、歌い継がれているスタンダードナンバー。
その美しさとハスキーな声が魅力のJulie London。1964年には来日も果たし、その後もシンガー、女優として活躍。1995年に脳卒中で倒れてから体調を崩すようになり、2000年10月18日、心臓病のため74歳で亡くなりました。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも彼女の星があるアメリカを代表するシンガー&女優 Julie Londonのハスキーな歌声が存分に味わえるBlack Coffee。
M#11. Julie London / Black Coffee
M#12. Cannonball Adderley / Autumn Leaves
秋になると聞きたくなる一曲。
1945年にジョゼフ・コズマが作曲したシャンソンを代表する邦題:枯葉。9月15日がバースデーのアルト・サックス奏者Cannonball Adderleyの演奏でお届けしました。
M#13. John Coltrane / say it
9月23日生まれ、モダンジャズを代表するサックスプレーヤー。トレーンの愛称で知られるJohn Coltrane。1962年に発表したアルバム。タイトルが示す通り、全曲バラードの作品から。
M#13. Ray Charles / Georgia on my mind
ファイナルトラックは、数々の名曲を残したアメリカのコンポーザー、ピアニスト、ホーギー・カーマイケルによるジャズのスタンダード・ナンバー。アメリカ合衆国の南部にあるジョージア州の州歌ともなっているこの曲も多くのアーティストによって演奏され、歌い継がれています。今日はレイ・チャールズが1960年にカバーし、彼の代表曲ともなったバージョンを聴きながら。
秋のJazz。。
9月生まれのジャズ・ミュージシャンによるJazz Music、そして、今日9月26日に生まれたジャズ・シンガーで女優のJulie Londonをご紹介したSunday Morning。お楽しみいただけましたでしょうか?
今日も番組にお付き合いいただきありがとうございました。
この後も、FM Kawaguchiとともに素敵なSunday Afternoonをお過ごしください。
また来週、Ciao♡